慢性症状を繰り返さない為に何が必要か?
結論から言えば、身体を強化することである
緩める方法は多々あるが、そこで終わっていては繰り返すのも当然です
身体には過緊張部位(主に自覚症状を感じる部位)と弱化部位(機能不全も含む)の両方が存在しています
腰痛(全てではないが)で言えば、脊柱の際にある多裂筋という筋肉が過緊張を起こし、逆にお腹側の腹直筋(主に下部)の
弱化が多くみられ、特に脊柱管狭窄症やすべり症では顕著です
他にも広背筋由来、殿筋由来など様々あるが同様に過緊張部位と弱化部位が存在している
過緊張部位を緩めても、弱化部位が強化されていなければ繰り返すのも容易に想像できると思います
基本的には、緩める→強化する(弱化部位の運動療法)→動作を習得する(動作改善)→トレーニングする、を一定期間(約
3ヵ月程度)続ければ大部分の慢性症状は軽快していきます
この順番とアプローチが大切で、一つでも欠けてはいけません
慢性症状の負のスパイラルから抜け出すには一定期間の時間と費用と努力は必要にはなりますが、長い人生を考えれば決して
無駄にはなりません
価値は得るものでは無く作るものです
一次的に楽になるだけで良くなる希望の持てない方
時間とお金を、生活を充実させる為のものに振り替えましょう