新患さんからちょくちょく聞くお話。
”ズボンの裾上げの幅が左右で違う”
”足の長さが左右で違うんです”
”歩いているとズボンがクルクル回ってしまう”
結論から言うと、ほとんどの方の足の長さは左右均等ではありません。
問題は、それが”治した方がいい差”なのか”放っておいてもいい差”なのかということ。
成長期の段階、あるいは後天的な外傷が原因でそもそも骨の長さ自体が違う場合。これを治すには外科的な処置が必要です。
変えることが出来るのはあくまでも機能的に問題があり左右差が生じている場合です。さらに、その中でも治す必要のある場
合、無い場合があることを知っておいてください。
”治す必要のある機能的問題のある差”を改善していくためにはある程度の施術回数と生活習慣の変化が必要です。現在痛みな
どの症状が無くても、将来的に関節障害や不調に悩まされる可能性があるので、5年後・10年後に自分の身体がどうなって
いるかという予防意識を持って取り組んでください。
くれぐれも”ビフォーアフター”の様な極短期的変化に惑わされない様に気をつけましょう。