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美容院脳卒中症候群

最近メディアでも度々取り上げられている”美容院脳卒中症候群”

 

この症状は新しいものでは無く、”スタンダール症候群” ”椎骨脳底動脈循環不全”として医学的には知られていました。

 

 

 

症状が起こる理由は、様々な悪い条件(既往症・環境・血管の奇形など)が重なった場合ですので一概には言えませんが、上の図にある様に首を反らした状態で一定時間いることがきっかけになります。

 

首の骨の中を通っている椎骨動脈が反らすことで圧迫され血栓ができやすくなり、血栓が脳に飛ぶと脳卒中を引き起こします。また、血栓が出来なくても一定時間脳内の血流が減少すれば、頭痛やふらつき、めまい、痺れなどの症状が出る場合もあります。

 

つい先日、脳梗塞後の後遺症で来院された高齢の患者さんで、発症の前日に美容院で散髪をし、仰向けの姿勢での洗髪を受けていたというお話をお聞きしました。偶然かは分かりませんが、特に既往症も無く健康的な生活を送っていたそうです。

 

対策としては、仰向けの洗髪後に気分が悪くなった経験がある方は、洗髪の姿勢を変えてもらう、洗髪自体をしないなどの必要があります。気分が悪くなった経験が無い方も、加齢と共に血管自体の強度も低くなるので注意が必要でしょう。

 

 

当院では、上部頸椎(頸椎1番2番)の左右の捻じれ、上下の変位などをソフトな矯正(アクティベータメッソド)によって、椎骨動脈にかかるストレスを解放させていきます。日常で上を向くと気分が悪くなる、顔の右向き左向きの動きに差がある方などは早めの対処をお勧めしています。