肩こりの境界線
考えたことはありますか?
疑問に感じることはありませんか?
いったいどの位筋肉が硬くなれば肩こりになって、どの位柔らかくなれば肩こりではないのか。
答えは…
境界線はありません。
筋硬度計という筋肉の硬さを数値化する計測器が有りますが、その人が感じている肩こり感とはほとんど一致しません。
硬くても肩こりとして感じていない人、柔らかくても肩こりと感じている人がいます。
あくまでも肩こりとは状態ではなく、感覚的要素(脳で感じている)が大部分と言うことです。
状態として捉えると様々な矛盾が生まれます。
例えば、
・肩甲骨の可動域が狭い
・首の可動域が狭い
・肩が上まで挙がらない
・姿勢が悪い
など沢山ありますね。
これらは肩こり解消法として正解のようで正解ではありません。
では正解はというと、
身体全体の神経が緊張していることに尽きます。
緊張状態を生む原因は人によって様々です。
なので、対処法も様々です。
新型コロナウイルス拡大に伴い、生活環境が大きく変わり、知らず知らずのうちに神経が緊張状態になっています。
慢性的な肩こりの方は、ご自身の神経が正常に作動しているかどうかチェックしてみることが、改善の近道になるでしょう。