AKA-博田法ってご存知でしょうか?
大阪大学医学部卒の整形外科医である博田節夫先生が20年前に考案した徒手治療技術のことです。
画像診断と症状が一致しない例が多数存在する原因を研究してきた中で生まれた技術です。
現在では、医師と理学療法士などに教育環境が整えられ指導が行われており、認定を受けた病院やクリニックなどで受けるこ
とが出来ます。TVなどでも紹介されたのでご存知の方もいるのではないでしょうか。
(※整体院や整骨院で標榜しているAKAは正規のものではありません。)
AKAとは関節運動学理論に基づいて、関節の可動域異常を改善し、痛みや痺れなどの症状を軽減しようとするものであり、
多くの効果を生んできています。
※勤務していた整形外科の院長に治療を受けていました。
※骨盤の歪みや姿勢など外見上の変化を変えようとするものではありません。
主にアプローチする場所は「仙腸関節」です。症状により背骨や四肢関節などにもアプローチします。
手の微小な力を使い数ミリ関節を動かし、固着や緩んだ関節機能を改善します。
効果が有るなら一般的に広まらないの?
答えは、まだ時間がかかるでしょう。
効果があっても科学的に証明出来ていません。EBM(科学的根拠に基づいた医療)を推進する国の方針に合わないのです。
おばあちゃんの知恵が、数十年経って科学的に証明された!なんて話はよくあるものです。
結果に対して研究することが科学であると考えます。
一方のカイロプラクティクはどうでしょうか。
仙腸関節のアプローチは100年も前から科学的に研究されています。
理論や方法は時代と共に変化してきていますが、欧米では大学医学部などで日々検証がなされており、ヘルスケアの一端を
担っています。
しかし、通常医療に比べ検証がまだ不十分であることは確かです。
保守的な日本の医療界で新しい理論・技術を広めようとするのはとても困難が伴います。
最新の画像検査や薬が普及しているはずが、世界では難治性の腰痛が増え続けています。
なぜ?を考えましょう。
利益優先の対症療法で誤魔化している医療に一石を投じ、長く健康でいれる医療に転換する必要があります。