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膝裏の腫れ

膝関節の裏側に出来る袋状(滑液包)の良性腫瘤のことをベーカー嚢腫と言います。関節の袋は前後でつながっており、膝裏に関節液が溜まったものです。触るとブヨブヨしていますがそれ自体に痛みはありません。

 

原因は様々で、変形性膝関節症や半月板損傷・関節リウマチ・化膿に伴うもの、膝の反り過ぎによる物理的な膝周囲の筋肉への負担などです。レントゲンでは映らないので、MRIなどで確定診断をします。

 

病院での治療は、注射で嚢腫の内容物を抜きステロイドなどで炎症や痛みを抑える方法が行われますが、実は嚢腫自体に痛みは無く、腫れが大きくなり膝を曲げた際にはさまる様な圧迫感で気づくこともあります。発症は40代以上の女性に多くみられます。

 

痛みが無ければ放っておいてもいいかというとそれはダメです。腫瘤が静脈や神経を圧迫して血栓や麻痺などが現れる場合があります。膝裏には重要な神経・血管が通っているので、後遺症の危険性を考慮し、手術の選択は最後の手段になります。

 

 

嚢腫が大きくなり過ぎた場合は病院での処置によって大幅に軽快します。しかし、中には繰り返し症状が出てしまう場合があり、根本的に膝への負担を減らすアプローチをしなければならないことがあります。これは、身体的・神経的な問題を包括的に施術するという意味です。膝への間接的な負担が無くなれば、自然と吸収され圧迫感んも軽減します。