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老化

活性酸素の原因
活性酸素の原因

老化って何でしょう??歳をとること?見た目が老けること?いったい何歳からが歳取ったと言うのか?

 

イマイチはっきりしない言葉です。現在では、体内の活性酸素が増えることによる細胞の酸化”サビ”が原因とされています。若いうちは抗酸化酵素の働きで”サビ”が起こることを防いでいますが、40代を過ぎる頃からこの酵素が減り始めます。結果的に徐々に酸化が進むことになります。

 

活性酸素が増える理由はたくさんあります。すべてを意識して無くすことは難しいです。そんなこと気にしていたら生活出来ない!と言う方は構いませんが、少しでも意識があり、出来るだけ若々しくいたいとお考えの方は知識として持っておく必要があります。

 

 

まず、なぜ?という疑問を持つ力が必要です。

 

同じ歳でも見た目が全然違う→運動を日課にしている人でも実年齢より老けている。

 

・片方の膝が痛くて病院へ行ったら、老化が原因だと言われた。→反対の膝は老化してない?

 

・腰の痛みは老化が原因だと言われた。→ある程度の年齢になると背中が曲がる→全員が痛いわけが無い。

 

 

今の症状はどこまでが老化の影響で起きているのか考える力です。

 

 

もう一つ、最近の研究で発見されたことがあります。それは、脳の神経細胞は歳を取っても作り続けれれているということです。これは非常にびっくりする研究です。今までは歳を取るにつれてどんどん作られなくなり認知症などの症状が出ると考えられていたからです。

 

しかし研究では、神経細胞は増えるが、細胞に酸素・血液(栄養)を送る能力や神経同士の横のネットワークが作りにくくなるということもわかりました。

 

結論から言うと、脳に適度に酸素を送り込むことを続けることである程度脳の働きを維持出来ると考えられます。適度な有酸素運動がそれにあてはまり、過度な運動(無酸素運動)は逆効果になります。

 

※筋力の維持には有酸素運動だけでなく適度な筋肉増強運動も必要ですので、バランス良く取り入れることが大切です。