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後脛骨筋

後脛骨筋の働きは、底屈と内返しです。筋肉単体で聞くとイメージしにくいですが、簡単にいうとここが機能出来ていないと偏平足・膝痛や腰痛や肩こりなどの原因になります。さらに内くるぶし周囲の後脛骨筋腱炎などにもつながります。

 

スクワットの姿勢を取った時に、自分の膝がしらの向きと足先の向きが揃っていなければいけません。膝が内方向で足先が外に開いた状態があれば要注意です。

 

原因は後脛骨筋だけにある訳では無く、足趾や膝・骨盤部などの神経機能バランスの中で作られます。ですから、足に合わせたシューズや足底板やテーピングなどで足だけにアプローチしても一時の効果しか期待できません。

 

筋膜の繋がりの関係性から診ると、足の裏や太ももの内側、腹部(腸腰筋)などに連結していますので、その関連性を考えながらアプローチする必要があります。歩行時や曲げた際の膝の内側の痛みには関連性が高く、スネの内側を押して痛みがキツイ場合は後脛骨筋にストレスがかかっている可能性が高いでしょう。

 

 

 当院の基本的は、アクティベータメッソドです。筋肉を動かしている神経そのものにアプローチを加えます。大部分の方はこれで軽快しますが、長期間の局所(筋・筋膜)へのストレスにより組織そのものに問題がある場合は追加でアプローチします。安定するまで的ななどで補助する場合もあります。

 

扁平足で問題になるのは、あくまでも神経機能的に異常が認められた場合のみです。見た目(構造的)に偏平足であっても神経機能的に問題がなければ治療の必要はありません。その状態で正常に働いています。

 

外反母趾・外反小趾・足底筋膜炎・骨棘などの症状があれば、現在膝や腰に問題が無くても、将来的に症状が現れるリスクが高い状態であるといえます。出来るだけ早期に治療を開始することをお勧めします。