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喉のつかえ

喉のつかえで一番最初に心配になるのは食道がんでしょう。しかし、検査でこの様な診断が出ることはごく稀で、大半が胃酸逆流症や逆流性食道炎の診断が出ることが多いでしょう。気管支炎・感染症などは炎症が見られれば、内視鏡検査により判別できます。

 

原因として老化なども考えられますが、一番厄介なのはストレスによる自律神経の乱れが原因で起こるものでしょう。自律神経が乱れると、胃腸障害や不眠、冷え症などの他の症状も併発することが多いので理解しやすいかもしれません。

 

自律神経のコントロールが崩れると、胃酸の過剰分泌が起こったり、胃酸の逆流を防ぐ弁や横隔膜が正常に作用しなかったりします。さらに食道の筋肉が正常に働かないと物を飲み込む際、喉のつっかえとして不快な症状を感じることになります。

 

炎症を抑えるには薬の内服、自律神経系の問題には漢方薬などが処方されることが多いでしょう。しかし、漢方薬などは即効性のある薬ではなく、どちらかというと体質改善に近いアプローチです。当院で行うアクティベータメソッドでは食道や横隔膜など問題のある部位に関わる神経系にピンポイントでアプローチ出来ます。もちろん全身の神経系も改善しますので、体質改善にも役に立ちます。

 

慢性的な肩こりや腰痛、関節痛に自律神経の乱れが大きく関わっていることは以前のブログでも紹介しましたが、喉のつかえの様な症状も同様です。肩こりや腰痛ならマッサージ・鍼・リハビリ。喉のつかえは内科・消化器科などと分けて考えることが一般的ではありますが、アクティベータメソッドでは神経系の問題をアプローチしますので、それらすべての問題に同時にアプローチ出来ます。