· 

うつ病

ストレスによる身体の変化
ストレスによる身体の変化

人間の身体は、適度なストレスがかかると腎臓に付属する”副腎”という器官から”ストレスホルモン(コルチゾール)”が分泌されます。このホルモンの作用により適度に血圧を上げ、さらには血糖を上げることで脳の栄養補給を促します。ストレスに打ち勝つのはこの様な仕組みがあるのです。

 

実は”副腎”にホルモン分泌を促している器官は脳にあります。それが”視床下部”という場所です。食欲・性欲・体温・血圧・呼吸など人間が生きていく上で最も大切な働きをコントロールしています。さらに、視床下部が下垂体という器官にもホルモン分泌の指令をし、下垂体が副腎に指令をします。視床下部→下垂体→副腎といったサイクルです。

 

しかし、長期の過剰なストレスがかかると”副腎疲労”という状態になり視床下部の循環血流量も減少します。様々な問題を引き起こすことも分かっています。代表的な疾患では、鬱・パニック障害・心身症・高血圧症・糖尿病などがあげられます。

 

鬱病はストレスがかかり過ぎて脳の安全装置が働き、ブレーカーが落ちた状態だと考えて下さい。しかし、自分一人でブレーカーを再び上げることは困難です。まずは、適切な医療機関を受診して下さい。そのうえで、当院の様々なアプローチを加え回復のお手伝いをさせて頂きます。

 

筋肉や姿勢、脳内の神経伝達物質を補う薬、漢方、カウンセリングなど様々な方法が有りますが、当院では、神経の働きや条件反射的に起こる症状、自律神経の問題などに多角的にアプローチ出来ます。一度ご相談ください。