
トリガーポイントとは”引き金”を意味します。痛みや痺れの引き金になっている場所のこで、遠く離れた場所まで症状が出る(関連痛)が特徴です。
★トリガーポイントの出来る原因は?
1・打撲(直接的)➔睡眠不足、、暴飲暴食、冷え、早すぎる復帰
2・捻挫➔睡眠不足、暴飲暴食、冷え、早すぎる復帰
3・過労➔睡眠不足、暴飲暴食、冷え
4・オーバーユース(長時間の同一姿勢も含む)➔睡眠不足、暴飲暴食、冷えなどです。
★症状は?
1・痛み
2・痺れ
3・関節可動域制限など
★検査は?
まずは病院で診察を受けて診断を受けます。内科的な疾患の有無や、緊急性が無いか判断してもらいます。緊急性が無いと判断された場合、トリガーポイントが原因になっているかどうかをチェックします。トリガーポイントは筋肉のしこりなのでレントゲン検査では映りません。人の手によりチェックが必要です。
★トリガーポイントの好発部位と症状の現れる場所
1・お尻(外側)➔太ももの横~脛の周囲の痛み・しびれ
2・お尻(中心付近)➔太ももの裏~膝裏~ふくらはぎの痛み・しびれ
3・腰➔お尻~股関節、太ももの痛み・しびれ
4・胸の全面➔腕~小指側の痛み・しびれ
5・肩甲骨の内側・首➔腕、頭の痛み・しびれなど
まだまだたくさん有りますが、現在症状の有る方は一度筋肉の関連圧痛部位を30秒ほど押圧し、症状が再現あるいは改善するかを確かめて下さい。変化がある場合はトリガーポイントが原因になっている可能性が高いでしょう。
★治療は?
まずは、トリガーポイントが形成された環境(睡眠不足、暴飲暴食、冷えなど)を見直すことが大切です。次に、身体の適切な神経伝達を構築します。大部分の症状はこれで良くなりますが、症状の残る方はトリガーポイントに刺激を入れます。