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五十肩(肩関節周囲炎)

五十肩(肩関節周囲炎)
五十肩(肩関節周囲炎)

五十肩(肩関節周囲炎)を経験された方も多いかと思います。名前の通りやはりその世代に好発します。30代ではまれですが、70代・80代でも発症します。

 

 

症状は、関節可動域の減少と夜間痛が特徴です。発症が急激な場合はかなり生活に支障が出る場合があり、整形外科でステロイド薬の注射(炎症を抑えるため)を打ってもらう場合もあります。しかし、ステロイド薬は関節の老化を進めてしまう副作用もありますので出来るだけ少ない回数に抑える必要があります。

 

 

整形外科での一般的な治療は、ヒアルロン酸注射(ステロイドも含む場合もある)、運動療法、マッサージなどです。

 

 

実は、五十肩(肩関節周囲炎)の原因ははっきりはしていません。しかし、一番有力なのはホルモンの影響です。ホルモンの変動が大きい年代に多発する理由がそこにあります。ホルモンの乱れは”自律神経の乱れ”です。自律神経の乱れによる筋肉、靭帯の過緊張、血流不全、関節液の減少、加齢などの要件に不意な動作などが重なった際に発症するのです。

 

 

五十肩の治癒期間は、数カ月~数年と差が大きいのも特徴です。急性期・拘縮期・回復期に分けられ、それぞれの時期にあった適切なアプローチが必要になります。痛みが強い場合は炎症を抑えながら自律神経の乱れを整える施術を受け、早期に回復を促し、拘縮期以降は可動域の回復に努めます。

 

 

たまに、放っておいてもいずれ治るという方がおられますが、それは間違いです。痛みはある程度の期間を経れば軽減しますが、関節の機能障害が残り他の部位に負担がかかり様々な症状を起こすことがあります。

 

 

 

アクティベータメソッドでは関節可動域の改善と自律神経の調整を得意としています。